なぜ渡り鳥は1万km以上も休むことなく飛べる?
渡り鳥のオオソリハシシギはアラスカからニュージーランドまでの約1万1千kmを無着陸で9日間飛び続けることができるのだそうです。
一体なぜそんなことができるのでしょうか?
その秘密は羽の付け根の筋肉部分に多く含まれるイミダゾールジペプチドという成分が関係しています。
イミダゾールジペプチドは疲労物質の活性酸素を除去してくれる強力な抗酸化物質です。
実はイミダゾールジペプチドは渡り鳥だけが持っているのではなく、私たち人間の体内にも存在しています。
ですが、加齢などが原因で減少してしまうといいます。
ですから、疲れ知らずの体でいるためには絶えずこの成分を補うことが必要です。
イミダゾールジペプチドは鶏の胸肉やカツオやマグロに多く含まれていますから、これらの食品を日ごろから積極的に食べるようにしましょう。